3月5日(月)
第3回の進路講話を行いました。
今回の講師は,福澤諭校長先生でした。
校長先生が小学校の先生になった当時,なかなかうまくいかず
「もうやめたい」
と思ったこともあったようです。
しかし,そんなときに,幼少期をよく知るお母さんからこう言われたそうです。
あなたは,比較されることを嫌がる子の気持ちがわかる
あなたは,勉強したくない子の気持ちがわかる
だから,そういった子にも寄り添ってあげられる教師になりなさい
この言葉に勇気をもらい,これまでお仕事をされてきたそうです。
また,ここに至るまでに様々な出会いがあったことも話してくださいました。
自然との出会い,本との出会い,人との出会い。
どんな出会いからも学ぶことがたくさんあったので,出会いを大切にしてほしい。
ご自身の体験からお話される内容に,子どもたちはじっくりと耳を傾けていました。
最後に,「校長先生にとって学校とは」というタイトルで話をしてくださいました。
これは,卒業生を送る会の時に,卒業生から在校生に送られた言葉
「あなたにとって 学校とは?」を受けての言葉でした。
ずばり,校長先生にとって学校とは…
人生そのもの
今年度いっぱいで任期を終えられる校長先生。
子どもたちに温かく,人生の指針となる話をしてくださり,ありがとうございました。